冷え症を改善する塚見式耳鍼療法 (耳にある星状神経節のツボを刺激し 脳の血流を改善し手・足の体温が上昇する そのグラフを添付)

ストレス等で脳を始め内臓や皮膚等の血液が筋肉のほうに集まるために冷えをはじめとする自律神経系・免疫系・内分泌系の多くに症状が出てきます。

東洋医学では冷えは諸悪の根源と言われております。

皆様方のお困りの多くの症状は、冷えを改善すると共に改善されてゆきます。

私の糖尿病も脳の血流を改善し冷えも改善すると共に正常値に入りその後6年間ずーっと正常です。

耳を刺激していると冷たくなっていた手足がポカポカと温まってきてとても気持ちよくなり、またリラックスもできます。

 

症例(低体温の改善で30年間の不眠症も改善・体温変化のグラフを添付) ~80代 男性~

30年前に不眠症になりその後27年間安定剤を服用してましたが、効果が無く服用前と同様3時間寝ていると必ず目覚めていました。

安定剤を3年間かけて止めた後当方へ治療に来院。

10回治療 治療前の体温は34.3度、の頃に体温が35度をこえるようになり、その頃から週に1度ぐらい6時間ぐらい眠れるようになりました。

体温が36℃に近ずくにつれて6時間眠れる日が増えてきました。

そして体温が36℃を切らなくなってから、殆ど毎日6時間の睡眠が取れるようになりました。

《此の症状の治療法には美肌効果と発毛効果の両方の効力をプラスしてあります》

因みに正常体温の範囲は朝目覚めて床の中で測ったときの体温のことで、36.5度から37.1度の間にあります。

この方の低体温が治ってゆく経過のグラフを添付します。

約30回(毎週1回の治療)の治療経過のグラフです。

 

2009.4月スタート  ♂ 82歳 耳の星状神経節の反射点に刺針治療

 

4月

5月

11月

1日

34.3℃

34.7℃

36.2℃

5日

34.7℃

35.0℃

36.1℃

10日

34.5℃

35.2℃

36.0℃

15日

34.7℃

35.0℃

36.2℃

20日

34.6℃

35.3℃

36.2℃

25日

34.5℃

35.3℃

36.2℃

 

ストレスホルモンが脳の働きを狂わせる

ストレスホルモンが脳内に入り込み、海馬や扁桃体そして前頭前野に多く集まりそれらを傷つけたり萎縮させたりし、その結果ウツになったり認知症になったり統合失調症になったりすると言われております。

 

10年ほど前から海馬周辺の神経幹細胞が増殖し組織を再生することが解ってきております。

 

海馬の耳つぼを活用するようになったきっかけは25年ぐらい前のことです。

 

その当時、国公立大学の医・歯学部に合格したいがために 集中力・記憶力アップを希望する高校3年生からの相談がありました。

 

その折初めて海馬の耳つぼを刺激する治療を行いました。

 

30回位の治療を受け見事公立の歯科大に合格をし、とても喜んでいただきました。

 

この折、他にも多くの学生たちから成績が上がった、覚えたり想い起こすことが楽になった。

 

また、社会人からは自然に仕事に集中出来るようになった。

 

効率も良くなり時間の経過も早く感じ、疲れにくくなった等々。

 

と大変喜ばれました。

 

他にも、身長が伸びたり、自律神経系や免疫系や内分泌系の疾患全般への治療効果がより速く現れるようになった。

 

また走るのが速くなったり等々多くのご報告がありました。

 

ウツの方へも海馬の耳つぼにも刺激をしたところ、今までに感じたことのないような頭がすっきりした感じになりましたと、とても喜んでいました。

 

これらのことは海馬の神経幹細胞としての働きのことを知る前のことです。

 

塚見式耳鍼療法は他では出来ない次の2点が特徴です

1.「星状神経節の耳ツボ刺激」で脳の血流を改善し、自然治癒力を賦活し100種類以上の疾患を改善する。

2.「海馬などの耳ツボ刺激」を加えることで、より重症な疾患である ウツ・認知症・統合失調症や脳卒中の後遺症等に、より一層効果的な治療ができます。

症例と治療(鼻炎・びえん) ~70代男性の場合~

当初は、腰痛で来院されました。

初診の診療中に、急に鼻が通ったと驚いておりました。

若いころから蓄膿の手術をしてきましたが、なかなか良くならず、一生ものかとあきらめていたとのことです。

このような場合は、星状神経節の耳の反射点への刺激を行うことで脳への血流を改善し、視床下部の働きを高めることで、鼻炎の根本的な治療法です。
※治療回数や効果には、個人差がございます。

肩こりの治療 ~痛み止めを併用しないこと その理由~

当院の治療と痛み止めを併用している場合は、なかなか効果が現れない理由をお伝えする事例を一つご紹介します。

星状神経節ブロック療法(当院と同様の原理に基づく治療法。→詳しくはこちら)の権威である若杉文吉先生から御紹介頂いた患者さんの場合、星状神経節ブロック療法で糖尿病は改善していたのですが、肩こりだけがなかなか治らず、若杉医師も不思議に思っていた方です。

その方の場合、 1度耳のハリとマッサージを行い楽になりましたが、その効果の持続が1日だけとお聞きし、そんなことは考えられなかったので色々とお聞きしましたところ、整形外科にも通っており、そこで出してもらった湿布を毎日きちんと貼り替えているとのことでした。そして、その湿布を貼っている部位とその治らない肩こりの部位と一致していたのです。

湿布は確かに痛みを感じずらくさせますが、その原理は血流を止めて交感神経を緊張させることで痛みを感じずらくすることなのです。それは決して治しているのではなく、逆に治すこととは反対の作用で痛みを感じずらくしている為、湿布が切れた時の痛みが以前より増すこともあります。 皆様もご経験があるのではないでしょうか。

痛みが中々取れない為、湿布や鎮痛消炎剤を長期に使うことで、体が常に交感神経の緊張状態になり、他の病気(高血圧や糖尿病等)の原因となっていると言い切っている医師もいる程です。

痛みを始めとする殆どの疾患は、交感神経が緊張していたのでは症状は改善されません。副交感神経を優位にしてあげて初めて改善されてゆくのです。それを薬を使わず、全く副作用も無く簡単に行えるのが、私の考案した耳針療法であり、肩こりや腰痛にも大きな効果が期待できます。