肩こりの治療 ~痛み止めを併用しないこと その理由~

当院の治療と痛み止めを併用している場合は、なかなか効果が現れない理由をお伝えする事例を一つご紹介します。

星状神経節ブロック療法(当院と同様の原理に基づく治療法。→詳しくはこちら)の権威である若杉文吉先生から御紹介頂いた患者さんの場合、星状神経節ブロック療法で糖尿病は改善していたのですが、肩こりだけがなかなか治らず、若杉医師も不思議に思っていた方です。

その方の場合、 1度耳のハリとマッサージを行い楽になりましたが、その効果の持続が1日だけとお聞きし、そんなことは考えられなかったので色々とお聞きしましたところ、整形外科にも通っており、そこで出してもらった湿布を毎日きちんと貼り替えているとのことでした。そして、その湿布を貼っている部位とその治らない肩こりの部位と一致していたのです。

湿布は確かに痛みを感じずらくさせますが、その原理は血流を止めて交感神経を緊張させることで痛みを感じずらくすることなのです。それは決して治しているのではなく、逆に治すこととは反対の作用で痛みを感じずらくしている為、湿布が切れた時の痛みが以前より増すこともあります。 皆様もご経験があるのではないでしょうか。

痛みが中々取れない為、湿布や鎮痛消炎剤を長期に使うことで、体が常に交感神経の緊張状態になり、他の病気(高血圧や糖尿病等)の原因となっていると言い切っている医師もいる程です。

痛みを始めとする殆どの疾患は、交感神経が緊張していたのでは症状は改善されません。副交感神経を優位にしてあげて初めて改善されてゆくのです。それを薬を使わず、全く副作用も無く簡単に行えるのが、私の考案した耳針療法であり、肩こりや腰痛にも大きな効果が期待できます。

適応例 ~肩こり(かたこり)~

耳の針とマッサージ療法で治療を行います。

治療中から患部を動かすことが出来ますので、その場で痛みが無くなってゆくことも良くわかり、その場で納得のしやすい治療法です。 

しかし、湿布や鎮痛消炎剤等、痛み止めを併用している場合は、なかなか効果が現れませんので注意が必要です。